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小橋 芳都 01
小橋 芳都 (Yoshito KOHASHI)

内定先: インターナショナルカーゴ・サービス株式会社
出身大学: 駒澤大学
留学先国: アメリカ
留学先大学: カリフォルニア州立大学サンマルコス校
留学タイプ: 語学力強化+学部履修履修プログラム
期間: 2018年3月〜2018年12月(一年間)

1. 今現在の就職予定の企業・団体の内容/概要を教えてください。
小橋 芳都 02
インターナショナル・カーゴ・サービス株式会社は、航空機本体からエンジンなど、航空機の運航に必要なあらゆる部品の輸出入通関・保税管理を担う「エアラインサポート事業」と機内用品やワインなどの機内サービス品、EC販売品や免税商品などの倉庫・保税管理や受発注、在庫管理等のハンドリングを担う「ロジスティクス事業」を柱とし、近年ではその培った経験と強みを活かして、グループ外のお客様へのサービスを展開し成長し続けている、ANAグループを代表するロジスティクス・ソリューション企業です。

2. 現在の就職予定先の内定に至るまでの経緯をお答えください。

私は大学入学当初から漠然と留学をしてみたいと思っていましたが、大学で経営学を専攻し、その学びを深めていく中で「経営学が生まれた米国で本物の経営学の一端を肌で感じながら学んでみたい」と考えるようになり、アメリカに留学することを決意しました。しかし、大学3年次の春に留学し、その年の冬に帰国したこともあって帰国後すぐに就職活動を開始した当時の私は、正直に言えばどのように就職活動を行えばよいかとても悩んでいました。具体的に言うと、自分が将来どのようなことがしたいのか、自分が今までに学んできたことや経験したことはどの分野で活かすことができるのかということが分からなかったのです。そんな時、SAF様より紹介された「就活ゼミ」に参加し、そこで留学経験者を専門にキャリアコンサルティングを行っている本橋幸雄先生にお会いしたことで、その後の就職活動の質が大きく向上しました。
就活ゼミでは、具体的なデータや数値を基にした留学経験者向けの就職活動情報など、多くの有益な情報を知ることができ、その後に私が個別に申し込みをした本橋先生のキャリアサポートでは、一対一で何時間にも及ぶ面談を含めた数多くのサポートをしていただいたおかげで、しっかりと自分が将来何をしたいのかについて整理することができました。また、採用試験が始まってからも、エントリーシート添削だけではなく、面接試験での立ち振る舞いのポイントや私の気が付いていなかった面接試験でのクセなどをこのサポートの中で指摘していただきましたし、就職活動全体において本橋先生のキャリアサポートがなければ間違いなく、ここまで納得のいく活動はできていなかったと言えるほど、何度も助けていただきました。
そして、本橋先生や友人、家族など様々な人々の助けを借りつつ就職活動を進めていく中で、物流・ロジスティクス業務の奥の深さ、そして解決しなければならない問題の複雑さなどに興味を持ち始め、その中でもエアライングループの一員だからこそできる業務を行っているインターナショナル・カーゴ・サービス株式会社に魅力を感じエントリーし、内定に至りました。

3. 現在の内定先を就職先として選んだ理由を教えてください。

小橋 芳都 03 私が現在の内定先を就職先として選んだ理由は、主に以下の2点です。1点目は、インターナショナル・カーゴ・サービス株式会社(以下、ICS)の業務内容に強く興味を抱いたこと。そして2点目は、英語を使う業務が現段階(2019年11月現在)ではないことです。
まず1点目についてですが、私が経営学を日本、アメリカ双方で学んできた中で、大きな興味を抱いたのはサプライチェーンマネジメントでした。グローバル化が進んだことで複雑化している生産及び物流プロセス、私達の生活を大きく変えた通信販売(EC)、人手不足を背景とした労働環境の変化など、多くの側面から近年、物流・ロジスティクスの重要性が高まっています。こうした状況を知り、まだまだ発展途上であるこの物流・ロジスティクスに関連した仕事、その中でも世界と日本を繋ぐ手段の一つであり、いまや私達の社会には欠かすことができない「航空機」に関連した、ヒトとモノの交流を支える仕事に携わりたいと考えるようになりました。こうした経緯から、エアライングループの一員であるという強みを持つICSだからこそできる、物流・ロジスティクスソリューションを提供することで私も社会に貢献していきたいと思ったことが、理由の1つ目になります。
そして2点目の英語を使う業務がないということですが、留学を経験している多くの方はこの考え方に疑問を持つと思います。実際に就職活動を始めた当初、私も英語を使う機会の多い職場に就職したいと考えていました。そんな考え方が大きく変わったのは、本橋先生の「現段階で英語を使う場面がない企業に就職したとしても、そこで英語を使うビジネスを自らの手で開拓することも面白いと思いませんか」という言葉がきっかけでした。すでに国境を超えて仕事ができる環境が整った職場に就き、その中で仕事をすることもとても魅力的です。ただ、就職活動を進めていく中で私は、海外との取引のない企業に就職し、そこで自分の手で海外とのビジネスを開拓するという選択肢のほうが、魅力的だなと思うようになりました。もちろん、自分がICSに就職しても、そのようなことができないかもしれません。しかし、難しいことだからこそ挑戦してみたいという気持ちが勝った結果、私は自分から英語を使う機会を模索していくことを決意し、現在の内定先を就職先として選ばせていただきました。

4. 就職活動において、SAF留学経験はどのような影響をご自身にあたえましたか。

SAF留学経験があったからこそ、自分が納得できるまで逃げずに就職活動が行えたのではないかと思います。留学する前の私は困難な状況に直面すると、「どうせ自分にはできないのだろうな」など、気持ちが折れてしまうことが正直少なくありませんでした。しかし、留学の中で恥も外聞も捨てて、難しいことに対してもがむしゃらにぶつかり、数え入れないほど失敗しながらそれらを乗り越えてきたことで、「どんなことも最後までやってみなければ分からない」と自分の中で思えるようになりました。この経験は、就職活動の中で気持ちが折れそうになったときに、「留学中にやってきたことに比べれば全然大したことじゃないな、まだまだやれる」と、何度も自分を奮い立たせてくれました。ですので、就職活動の中で何度失敗しても、最後まで自分と向き合って逃げずに乗り越えられたのは、SAF留学経験のおかげだと思っています。

5. 就職活動において、留学経験をどのように企業に伝えましたか。

小橋 芳都 04 留学先で経験したことをただ伝えるのではなく、企業側に私がどんな人物であるかをしっかりと理解してもらうために、どういった考えで失敗や困難に向き合い、どのようにそれらを乗り越えたのかということを、しっかりと整理した上で、わかりやすく伝えるようにしていました。
私個人の見解ですが、企業側が留学経験のある学生の何を見ているのかは、第二、第三言語を流暢に話すことができるかという点だけではなく、その人の性格や考え方、行動力などがその企業に合っているのか、またそれらによって企業側に利益をもたらしてくれる人材であるのかという点だと思っています。実際に面接試験の場でよく質問されたことは、語学力のスコアではなく、「なぜその国に留学したのか、どんな挫折を経験し、それをどのように乗り越えたか、留学を経てどんな変化が自分にあったのか」など、私の人となりがわかるようなものでした。ですので、ただ「留学先でこういった経験をしました」と伝えるのではなく、「留学先で私は、こういう考えがあったのでこういった行動を起こしました、こういう経験をしたのでこのように考えるようになりました」といったように私自身の人となりを相手にしっかりと理解してもらえるように話を整理し、具体的に伝えるようにしていました。

6. 就職活動において、心掛けていたこと/気を付けていたことがあれば教えてください。

自分だけの考えに固執することのないように、常に周りの人々とコミュニケーションを取り、意見を求め、それらを柔軟に受け入れるように心掛けていました。
就職活動を始めた当初、私は就職活動に対して真剣になる余り、通常よりも自分自身の視野が狭くなってしまうことが多かったです。それは例えば、エントリーシートや面接試験対策を、自分が長い時間をかけて悩みながら、行き詰りながら作ったとしても、いざ周りの人に添削を求めてみると、ものの数分で自分が長時間かけて作ったものより良い考えやアドバイスが盛り込まれた文章が出来上がる、という状況によく表れていたと思います。つまり、周りからしてみれば簡単なことであるのに、自分の考えに固執してしまい、視野が狭くなってしまっているが故、そこまで考えが至らないという状況に陥っていたということです。そのことに気が付いた私は、それまで以上に、自分の視野が狭くならないよう、周りの友人、本橋先生、時にはOBOG先輩方に積極的に意見を求めながら就職活動を進めていきました。そうすることで、常に広い視野を保つことができましたし、例え採用試験の結果がどのようなものであったとしても、そのフィードバックを彼らに求め、反芻することで次に繋げていくといった良いサイクルを作り上げることもできました。
ですので、私は就職活動において、独りよがりの発想に囚われることがないように、常に自分から周囲の人々に協力を求め、彼らの意見に耳を傾ける、ということを就職活動において心掛けるようにしていました。

7. これから就職活動を控えるSAF学生の皆様にアドバイスをお願いします。

小橋 芳都 05 私がこれから就職活動に臨むSAF学生の皆様に伝えたいことは、「一人で悩まずに周りにもっと頼ること」です。これは上で触れたことと似た内容になるのですが、一人でずっと悩んでいた就職活動に関する問題というのは案外、周囲の人々からのアドバイスによって簡単に解決するなと、私は就職活動を行う中で感じることが多くありました。
例を挙げると、私は就職活動中のある時期に、数社立て続けに最終面接、もしくはその前で落ちてしまうということがあり、当時は、受け答えにも問題があったようには思えず、何が原因なのかということをしばらく悩み続け、落ち込んでしまっていました。そこで、キャリアコンサルタントの本橋先生に相談したところ、「もしかしたら声が小さいかもしれません」という一言で解決したのです。どういうことかというと、私が冷静に話そうとするあまり声が小さくなってしまっている様子を、採用する側はあまり元気がなく、自分に自信がないのではないかと受け取ってしまった可能性があるということでした。そしてまた別の日に、ある企業の採用を担当してくださった方と面接終了後にお話しする機会があった際、「あなたは緊張しているのか声が小さくて元気がなさそうに見えたから、声さえ大きければ文句なしだよ」と、本橋先生のアドバイスを裏付けるフィードバックを頂くことがありました。その後、現在の内定先の採用試験を受けた際、そのアドバイスを胸に臨んだところ、幸いなことに内定を頂くことができました。
長文になってしまいましたが、この例で私が何を伝えたかったかというと、悩んでいる時こそ周囲の人々のアドバイスを積極的に求めたほうがいい、ということです。キャリアコンサルタントである本橋先生も、「周りから見ると簡単なことなのに、一人で悩んでしまっている学生がとても多い」ということをおっしゃっていました。これから就職活動をスタートさせる、もしくはその最中のSAF学生の皆様の中には、たくさんの悩みや不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。ただ、その悩みや不安を一人で抱え込まずに、少しでも自分が納得できる就職活動を心置きなくできるように、周囲の人々に協力を求めて、解決を図ってください。
私のこのアドバイスが少しでも皆さんの参考になっていてくれれば幸いです。応援しています。


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Last Updated: 1/21/20