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風間さん写真1
風間 亮さん(左)
風間 亮(Ryo KAZAMA)

勤務先: 株式会社グロービス
出身大学: 慶應義塾大学
留学先国: アメリカ
留学先大学: ユタ大学
留学タイプ: 学部授業履修プログラム
期間: 2011年8月~2012 年5月(一年間)

1. 今現在の仕事の内容/概要を教えてください。
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経営学修士(MBA)を提供するグロービス経営大学院の卒業生向けのサービス企画・運営を担当しています。ミッションとしては、「卒業生の活躍を支援することを通じて学校のブランド力を向上させること」です。日々、「卒業生にとって良いサービス/場とは何か?」を考えて仕事をしています。具体的には、卒業生に関わる情報の発信、縦横のネットワーキングの場作り、セミナーやクラスなど新たな学びを得られる場作りをしています。グロービスの卒業生が3000人を超えたことによって、発足したばかりのチームで、新しいことにチャレンジしています。

2. 現在の職務に至るまでの経緯、現在の職場/仕事を就職先として選んだ理由を教えてください 。

私は、大学生活を通じて、「自分の頭で考え、自分で決めて行動する」ということに苦しみました。それは、大学に入学するまでは、誰かが敷いてくれたレールの上を上手に歩み、誰かが与えてくれた目的に向かっていれば、それなりの充実感を得られていたのに、大学生になり、自分で目標をつくり、自分で考えて行動しなくてはならなくなったからです。また留学先のユタ大学では、所属していた野球チームでも授業でも、「What do you think?」と何度も聞かれました。今までは正解のある問いに答えていればよかったのに、留学では正解のない問いに対して、自分の考えを述べなければなりませんでした。これは就職活動、社会人生活にも通じていきます。次第に、与えられたことを上手にこなすことが目的の高校までと、自分の頭で考えて自分で決めて正解を作り出していかなければならない大学生活以降の社会のギャップに違和感を持ち、このギャップを解消できる仕事をしたいと思うようになりました。
職業としては、教育に携わるまでに自分が広く社会を知りたいと思い、新卒でNTTコミュニケーションズに入社し、M&A後のグローバル企業のPMI (Post Merger Integration)に携わりました。その後、学校教育の現場で自分の課題意識に挑戦したいという想いから、NPO法人Teach For Japan派遣の元、中学校教員を2年間務めました。派遣期間終了後、「これからの時代の学校/スクールをつくりたい。そのために最先端のスクールで学びたい」と考え、現職に就きました。

3. 今までの職務において SAF留学での経験がどのように役立っているか教えてください。
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多様性に対する柔軟性が最も役に立っていると思います。アメリカでの野球チームの経験や授業でのディスカッションでは、たくさんの大きな「違い」に出会いました。そもそもの考え方から意見の伝え方まで、あらゆる常識が違います。「人と人は違う」というある意味当たり前のことを、バックグラウンドが全く違う人たちとチームを組む経験をしたことで、とてもよく理解することができました。「人と人は違う」前提で、「どうしたら良いチームになれるのか?」「自分の強みは何で、どう貢献できるのか?」「周りのメンバーはどういう人で、何を考えているのか?」をよく考えられるようになりました。NTTコミュニケーションズでのグローバルなチームでの仕事はもちろん、中学校教員での学校現場という特殊な環境においても、とても活きたと感じています。また、純粋に英語力が上がったことにより、選択肢は広がりました。新卒でグローバルな仕事ができたことも、英語科の中学校教員として赴任できたのも(募集は英語のみでした)、英語力があってのことです。

4. 就職活動において、留学経験をどのように企業に伝えましたか。
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「なぜ留学をしようと思ったのか」「留学先で何をしたのか」「何を感じて、何を学んだのか」「その学びをどう生かしていきたいのか」を整理して伝えました。私の場合は、英語をツールとする環境に身をおいて、グローバルな環境で活躍したいという思いがあり留学しました。留学先では野球チームに所属し、ディスカッションの多い授業を積極的に取るようにしていました。実際に経験して感じたことは、高い英語力は必要ですが、それだけでは不十分で、信頼を勝ち得る人間性を鍛えないとチームの一員として認めてもらえないということでした。この学びを生かして、業務知識を十分に学びながら、グローバルなチームでミッションをクリアする仕事をしたいということを伝えていました。

5. 就職活動において、心掛けていたこと/気を付けていたことがあれば教えてください。

風間さん画像5 「自分の判断軸を作ること」「自分の価値観と想いを言語化すること」「独りよがりにならないこと」です。まず、多くの人に会い、たくさんのインプットをして、自分が大切にしたい判断軸を作りました。納得のある選択をしたかったからです。また、やりたい仕事、自己PR、自分の価値観など、自分が伝えたいことをしっかりと言語化するように考え抜きました。その上で、独りよがりにならないよう、会社が求める人材像などを意識して、柔軟に 話をするようにしていました。たくさんの社会人にアドバイスもいただきました。就活は、どんなに良い商品を作り上げても、マーケットに受け入れられる形で売らないと売れないということと同じです。まずは、自分という商品のセールスポイントを明確にした上で、会社という顧客が欲しい形に表現し直せる柔軟性が大事かなと思います。

6. これから就職活動を控えるSAF学生の皆様にアドバイスをお願いします。

ぜひ、いまの時点で自分が大切にしたいことに向かって頑張ってほしいと思います。私はすでに3社目ですが、表面上の興味ややりたいことは、経験を積んでいく中でどんどん変わっていくのが普通です。でも本質は大きく変わらない気がしています。なので、今の時点で興味があること、わくわくすること、そして今までの人生で大切にしてきたことと向き合い、素敵な一歩目を踏み出してほしいです。大学生活でチャレンジしたみなさんの選択肢は無限大です! ともにがんばりましょう!


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Last Updated: 9/28/18